水泳の練習を始める前に

 

水泳の練習を開始するにあたっては、注意しなければいけない点を頭に入れておくことが必要です。水に関わることは気楽な気持ちだけでは困ります。くれぐれも水の事故が起こらないよう注意を払いましょう。

 

まず必須とされるのが準備運動です。水の中に入る前には十分な準備運動を行い、自分だけは大丈夫だからと過信していきなり水に入るのは止めましょう。体中の筋をしっかりと伸ばしてストレッチを行い、泳いでいる時に足がつると困りますから、足の体操もしっかり行いましょう。準備体操をしないと思わぬ事故につながるだけではなく、水泳をした後で頭痛に見舞われることもよくあります。

 

次はプールで泳ぐときのマナーについてです。プールでは一般の人が自由に泳ぐスペースと、競泳用スペースが分かれていることもありますし、ウォーキング専用のレーンが設定されているプールもあります。練習ではどこを使用するのか確認してレーンを使用しましょう。

 

スイミングキャップの着用を義務づけている所もあります。又、プールに備え付けのビート板などを使用した場合はしっかり水気をきって返却します。プールで泳ぐ場合、更には世界共通のルールというものがあります。これらもルールを理解しておきましょう。

 

レーン使用中のルールとしては、.コースラインの右を泳ぐこと、前を泳いでいる人を追い抜きたい場合は前の人の足に軽く触れてから追い越すこと、疲れて休む時は到着した壁の左に寄って休むこと、再開する時はすでに泳いでいる人を優先して泳ぎはじめること、などが基本的なルールです。